こんにちは、イケサンです。
今年は暖冬で2月なのに、東京は最高気温が10℃以上続く日がありました。最低気温がマイナスになることも、ほとんどありません。
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なので、真冬対策としてNANGAのオーロラダウンジャケットを購入しましたが、あまり出番がありませんでした。
残念!
NANGAのダウンについては、以前の記事で紹介しています。
大人気アウターのナンガ(NANGA)オーロラダウンジャケット2020年版を購入したのでサイズ感などレビューしてみた!
結局使い勝手が良く、汚れても自宅で洗濯ができる化繊ジャケットアークテリクスのアトムシリーズで、LTフーディとARフーディを着る回数が1番多くなりました。
アークテリクスARフーディは3年前ぐらいに購入して、気に入っていましたが、厚手で初冬向けではなかったので、LTフーディを2020年11月に買いました。
気温によって、厚さの違う2着を使い分けができて、重宝しています。
LTフーディとARフーディについては、以前の記事をご参考ください。
Reデザインされた2020年度版アークテリクス(ARC’TERYX)アトムLTフーディを購入したので、旧デザインのARフーディと比較してみた!
アークテリクス(ARC’TERYX)アトムARフーディーを着てみた感想
春も近づくと、LTフーディやARフーディを着る回数も徐々に減ってきますが、肌寒い時に軽く羽織れる、春用のアウターの購入を検討しました。
アークテリクスのアウターの使い勝手の良さを実感していたので、価格は安くないですが、アークテリクスで春先や秋口に着れるアウターを探してみました。
そこで候補に上がったのが、スコーミッシュフーディとアトムSLフーディです。
スコーミッシュフーディは、ユーチューブやブログでも多く掲載されていたので、物が良いのかと思い、これにしようと思ったのですが、ハンドポケットがないことが気になりました。
また、ナイロンだけの素材なので、防風性はあるが、保温性は低いため、保温性のあるSLフーディにすることにしました。
目次
特徴
暖かさについて
アークテリクスが独自で開発したダウンに変わる保温効果のある化繊「コアロフト」を使用しています。
ダウンほど暖かくないですが、行動着と考えれば、熱くなり過ぎず、ちょうど良いのが特徴となります。
コアロフトがある場所ですが、ジャケットを裏返しにして、SLフーディだけでなく、LTフーディとARフーディとも比較してみました。
SLフーディ
コアロフトは、前面と背面だけに入っており、LTフーディの半分位の厚みのコアロフトとなります。
触っても、入っているのか入っていないのか、分からない程度の厚みなので、これで保温効果あるのかと疑いたくもなりますが、2月の最高気温が12℃位の時、ジムへ自転車に乗って行きましたが、特に問題ありませんでした。
フード部分、肩、腕、脇の側面にはコアロフトは入っていないので、写真だと分かりづらいですが、生地がペラペラした感じになります。
なお、腕の半分と、脇から裾までの側面部分は通気性のある生地を使用しています。
これから暖かくなる時期を考えると、通気性もある方が良いと思いました。
LTフーディ
SLフーディと違い、肩、腕周り、フード部分にもコアロフトが入っています。
唯一、脇から裾までの側面部分だけ、SLフーディと同様に通気性のある生地を使っています。表面
表面の写真だと分かりづらいですが、中面から見ると生地が全く違うのが分かります。
側面部分の生地は、SLフーディよりも厚めのフリース素材が使われています。
左がSLフーディ、右がLTフーディ。
ARフーディ
コアロフトが全面に入っているので、アトムシリーズの中では、最も暖かいのかと思います。
触った感じでも、LTフーディの倍ぐらいの厚みがあるように感じます。
なお、ジャケットの前面と背面に使われているコアロフトの量だと思いますが、SLフーディが40g、LTフーディが60g、ARフーディが120g使われていることになっています。
LT60gとAR120gのコアロフトの量が、触った感じもグラム数通り、倍くらいあるように感じますが、SLフーディの40gとLTフーディの60gについては、20gの差しかないのに、倍くらい厚みに違いがあるように感じるのが、不思議に思えます。
このようにコアロフトの量によって、着るタイミングは、変わってくるので、使い分けができます。
例えば、SLフーディなら
気温:10℃以上の時
LTフーディ
気温:5℃〜10℃くらいの時
ARフーディ
気温:5℃以下の場合
といったように、あくまで個人の体感温度ではありますが、気温で私は使い分けて着ています。
収納方法
アトムシリーズは、パッカブルタイプでも、スタッフサックが付いているわけでもなく、簡易的ではありますが、以下のようにジャケットを折りたたんでフード部分に収納するタイプとなります。
①
②
③
スマホと比較しましたが、あまりコンパクトにはなりませんが、折りたたんでフードに入れるだけなので、意外と早くたたむことができます。
SL、LT、ARの収納時の大きさ比較
重さ
実際に重さを量ってみました。サイズは、どれもMサイズになります。
SLフーディ:267g
LTフーディ:362g
ARフーディ:454g
約100gづつ重くなっています。
それぞれ倍近くの重さが、そのまま暖かさに比例しているように感じています。
価格
SLフーディ:27,500円(税込)
LTフーディ:35,200円(税込)
ARフーディ:38,500円(税込)
LTフーディとARフーディは、金額差がほとんどありませんが、SLフーディだけコアロフトの量が関係しているのか、いきなり価格が安くなります。
SLフーディを手に取ると分かりますが、LTとARフーディと比べてしまうと、ペラペラ感が凄いので、価格的に安くなるのは妥当な気もしています。
左:ARフーディ 右:SLフーディ
このペラペラ感で、3万円を超えてしまうと、なかなか手を出す人も少なくなるのでは...。27,500円でも、安くはないですが...。
サイズ感
私の体型はやせ型の筋肉質で、比較的身長はありますが、アークテリクスは海外ブランドということもあり、普段はLサイズを着ることが多いですが、Mサイズがちょうどでした。
サイズ 胸囲 裄丈 ウェスト ヒップ
XS 92cm 81cm 76cm 90cm
S 97cm 84cm 81cm 95cm
M 102cm 86cm 86cm 100cm
L 110cm 89cm 94cm 108cm
XL 118cm 91cm 102cm 116cm
参考まで私の体型は
身長:178cm/胸囲:94cm/そで丈:62cm/肩幅:45cm/ウエスト:78cm/体重:65kg
アークテリクスのサイトのサイズ表では、裄丈くらいしか参考になりません。
サイトのLTフーディのサイズ表とSLフーディのサイズ表の大きさが近かったので、実際に持っているLTフーディがMサイズなので、恐らく問題ないだろうと思い、店舗で試着せず、サイトでMサイズを購入することにしました。
なお、サイトの表記だと分かりづらいと思いますので、Mサイズだけになりますが、参考まで実寸を測ってみました。
着丈(前面):66.7cm
背面に対して、4.3cmほど短くなっています。
着丈(背面):71cm
身幅:53cm
少しタイト目な感じですが、中にTシャツとスウェットを着ても、特にキツくなく、問題ありませんでした。
肩幅:47.5cm
袖丈:66cm
袖の長さは、ちょっと長めになっています。
袖口がLTフーディやARフーディは、手首から風が入らないような伸縮性にある素材が使われています。
SLフーディは、切りっぱなしのようになっているため、手首から風が侵入しやすいようになっていました。
袖丈が長めで手首で留めることができないので、手の長さが合わないと、手の部分もスッポリ覆われる可能性があります。
全体写真
全体写真(ファスナー開いた状態)
フード被った写真
ズボンを替えた写真
拡大写真
アトムシリーズ比較写真
左:SL 中央:LT 右:AR
厚みが倍づつ増えていくような感じに見た目は見えます。
その他
変更点
ファスナーの引手部分は、2021年モデルから樹脂製の素材に変わりました。
胸元のロゴマークもプリントから、刺繍に変更。
LTフーディとARフーディは2020年の10月以降から同様にモデルチェンジしています。
フードの後ろにある、ボタンがSLフーディだけ付いており、2021年のモデルからになります。
主に、フードが邪魔な時など、内側のサイズタグ付近にあるゴム製の輪っかに留めて、フードを折りたたむことができます。
フード部分
SLフーディは、フードの柄の部分が長めのプラスチックのような素材が生地の中に入っていて、日除けか、雨が顔にかからないようになっており、LTフーディとARフーディと違い、少し長めにできています。
SLフーディ
LTフーディ
3タイプの比較
微妙に形が違います。
ドローコード
フードの後ろに付いており、3シリーズとも同じ位置に付いています。
片手で簡単に、絞ることができます。
裾部分にもドローコードが付いていますが、SLフーディは軽量化を考えて一箇所のみ。
LTフーディとARフーディは2箇所付いています。上の写真がSLフーディ。下がLTフーディになります。
ポケット
SLフーディは表面のハンドポケットのみで、中はナイロン生地になっています。
LTフーディ(上)とARフーディ(下)は手の甲部分がフリース地になっています。
内側にSLフーディはポケットはなく、LTとARは付いています。左から順番にSL、LT、AR。
首元
首元はどのシリーズもチンガードが付いています。
LTフーディとARフーディは、首元が中綿のおかげて、柔らかく、着ていて気持ち良いですが、SLフーディは、微妙に入っていそうですが、少し固めな感じます。分かりづらいですが、左:SLフーディ、右:LTフーディ
洗濯表記
どのシリーズも30℃以下の洗濯機と、60℃以下のタンブラー乾燥が可能です。
我が家の洗濯乾燥機は、60℃以下の低温機能は付いていなかったので、天気の悪い時は風呂場の浴室乾燥機で。天気が良い日は、外で干すようにしていますが、特に型崩れもなく、乾きやすいジャケットです。
また、コアロフトがシート状になっているため、洗濯後もクシャクシャになりにくいようになっています。
デメリット
WEBサイトで注文したからかもしれませんが、ビニール袋に折り畳んで梱包されていたためか、結構シワになっていました。
防虫対策かなにかで、開封すると、石油っぽい変な匂いがしたので、ハンガーに吊るして外干しをしたら、匂いと一緒にシワも取れるかと思いましたが、思ったよりもシワが消えることはありませんでした。匂いは消えました。
もしかしたら、一度洗濯したらシワも取れるかもしれませんので、時期を見て洗濯しようと思います。
他にデメリットと思う箇所は、特に今のところない感じです。
SLフーディ、LTフーディ、ARフーディの全種類を、とうとう所有することになったので、気温に応じて選択範囲が広がり、嬉しい限りです。
決して値段は安くないですが、着る回数を考えるとコスパは悪くないと思います!
動画でも紹介していますので、ご参考いただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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