生まれて初めてGORE-TEXのジャケットを買ったのでレビューしてみた!ノースフェイス「クライムライトジャケット」


こんにちは、イケサンです。

 

 

人生の折返し地点40歳を超えましたが、生まれてこの方GORE-TEX(ゴアテックス)のジャケットを持ったことがありませんでした。


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昨年のゴールデンウィークに陣馬山〜高尾山までの約20km近い山道を長男と二人で縦走しました。

 

 

今年は、新型コロナウィルスが落ち着くまでは控えようと思いますが、収束したら神奈川県にある大山(丹沢)という低山に行こうと思います。

 

 

そこで、今後登山をしていきたいと思い、これを気に完全防水のGORE-TEXジャケットを買っておこうという気になりました。

 

GORE-TEX自体が高価なため、ピンキリですが予算4万円以内で、登山は春から秋位までのシーズンで使えそうなジャケットを検討。
 

 

検討したジャケット

あまりアウトドアブランドを知らないので、何とも言えませんが、すぐに2つに絞りました。

 

GORE-TEXを購入するポイントとして、2層(2レイヤー)、2.5層(2.5レイヤー)、3層(3レイヤー)構造といくつかパターンがありますが、3層構造を選ぶことにしました。

 

2層(2レイヤー)は、表地のナイロン生地とゴアテックスメンブレンの2つをくっつけたジャケットになり、とても軽いのが特長です。

 

 

裏地が直接ゴアテックスメンブレンになるので、生地の耐久性が若干心配になります。

 

 

2.5層(2.5レイヤー)は、上記の2層生地の裏地にラミネートプリントを施した構造で、2層に比べたら、少し裏地が丈夫?になるのでしょう。2層に比べたら重量が重くなりますが、3層に比べたら軽くなります。

 

 

3層(3レイヤー)は表地のナイロン、ゴアテックスメンブレン、裏地のナイロンを組み合わせた構造となり、長持ちさせたいなら3層構造がオススメになります。

 

3層構造で探し、1つ目はモンベルのストームクルーザージャケットに目が止まりました。

 

価格は22,800円(税込)!GORE-TEXの3層構造でこの価格で買えるブランドは他にないのではないでしょうか。

 

ストームクルーザーよりも低価格で同じ3層構造のレインダンサーという商品18,480円(税込)がありましたが、50デニールで丈夫にできていますが、重量が335gと若干重く、生地が厚いため春〜秋にかけての山登りだと収納時に嵩張るかなと思い、20デニールで254gのストームクルーザーが候補となりました。

 

 

また、耐水性はどちらも50,000mm以上になりますが、透湿性がレインダンサーは25,000g/㎡、ストームクルーザーが35,000g/㎡と登山中の蒸れを考えると、より透湿性のあるストームクルーザーが良いというのもありました。

 

 

実際に試着してみて、Mサイズがピッタリで好印象でした。

 

もう一つが、日本人に人気のあるノースフェイスから、クライムライトジャケットを候補にしました。

 

価格はモンベルと比べると1万円ほど高くなり、33,000円(税込)になります。

 

 

ノースフェイスは性能表示をされていないので、モンベルに比べて良いのか分かりませんが、耐水性というところでは同じGORE-TEXを使用しているので、50,000mm以上はあるのではないかと思います。

 

 

生地もストームクルーザーと同じ20デニールなので軽量で、50デニール生地より薄いため透湿性も35,000g/㎡レベルになるのかと思われます。性能という意味ではストームクルーザーと同等なのかと思います。

 

 

なお、今回の使用用途は登山と普段着にも着れるのにしようと思い、価格だけ考えるとモンベルが圧倒的に安いので良いですが、街着でも着るなら、ノースフェイスの方が個人的に良いという思いもあり、結果、ノースフェイスのクライムライトジャケットを選択しました。

 

 

登山など頻繁にするようになったら、ストームクルーザーもノースフェイスと比較する意味で、購入しようかと思います。

 

 

 

特長

その1 防水性

何と言ってもGORE-TEXによる防水性能があることが特長で、性能表示していないノースフェイスですが、恐らく50,000mmを誇る耐水性があると思われます。

 

登山をする際の最低基準となる耐水性は20,000mm以上のようなことが書かれていることが多いです。街着用のレインコートであれば10,000mm程度で良いのかもしれません。

 

いやー、ようやく雨を完全に凌げるジャケットを買うことができました!念願叶う!

 

ちなみに、GORE-TEXのロゴが2019年の秋から、新しいロゴに変わりました。

 

 

 

その2 透湿性

ゴアテックスファブリックスの生地は、透湿性25,000〜98,000g/㎡の間でできているので、最低でも25,000g/㎡の透湿性はあることになります。

 

透湿性の目安としては、ベトベトになりにくいのは、最低でも10,000g以上、できれば20,000g以上あった方が良いと言われています。

20,000g以上あるGORE-TEXの生地であれば、安心ですね。

 

また、3層(3レイヤー)になっているので、汗のベタ付きを裏地の生地で緩和されるようになっています。

 

 

その3 軽量

ゴアテックスの3層(3レイヤー)にも関わらず、表地を20デニールナイロンにすることで、少しでも軽量にする工夫をしています。

 

軽量にするため、裏地に収納できるポケットなどは付いていません。

 

メーカー表示上でMサイズ260gとなっています。

 

実際、私が購入したLサイズを計ったところ、付属の袋が5g、袋に入れた状態で287gだったので、本体は282gになります。

 

Lサイズでも、300g未満で軽量です!

 

 

その4 コンパクト収納

付属の袋に入れた状態の大きさは、500mlのペットボトルの大きさと比較すると、大差ないイメージかと思います。

 

登山中、暑くて着ない際の収納時、嵩張らなくて済みます。

 

収納袋が付属しているのも、ノースフェイスの良いところですね。

 

 

その他

洗濯表示を見ると手洗いが可能になっています。恐らく、ネットに入れてドライモードにすれば洗濯機でも問題ないかと思います。

 

ファスナーは止水ジップとなります。

 

両面のポケットは止水になっていないファスナーの代わりに、マジックテープが付いています。

 

ポケットの中はメッシュ地ではなく、裏地と同じ生地になっています。

 

ファスナーのジップはYKKを使用。止水ジップが固いので、YKKに紐が付いてるので、少し開閉しやすくなります。

 

裏地の縫い目箇所から水や裂けを防ぐため、縫い目に沿ってテープで補強しています。

 

ドローコードは、裾部分に2箇所

 

フードの裏面1箇所と、首元に2箇所付いています。

 

フードを被った状態は下記写真のように、ヘルメットの上からも被れるように大きめのフードになります。

 

 

ドローコードを頭の後ろのだけやったパターンが左側の写真。右側が首元のドローコードも使った場合。頭の後ろのドローコードを締めるだけでも、帽子を被った時のようなフィット感があり、雨に濡れない気がします。見た目は、不気味ですけどw。

 

■価格
33,000円(税込)

 

■カラー
ブラック
レモン×ブラック
ケルプタン
ポンペイアンレッド
コズミックブルー
レッド×ブラック
ファンファーレグリーン×ブラック
Sブルー×アーバンネイビー
ミリタリーオリーブ

上記以外にもたくさんカラー展開しており、限定色などもありますが、私がお店で見た時は、ブラックとケルプタンの2色しか置いていませんでした。

 

ブラックばかりジャケットを持っているので、今回はベージュっぽい色のケルプタンにしました。

 

■素材
20D GORE-TEX Micro Grid Backer(3層)(表:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏:ナイロン100%)

20デニールで薄めの生地ですが、コシがあるようなパリっとした、しっかりした生地になります。

 

■重量
260g(Mサイズ)
282g(Lサイズ)

 

■サイズ
私の体型はやせ型の筋肉質で、比較的身長はありますが、Mサイズが見た目は1番しっくりしました。

 

ただ今回は登山目的で、寒い時にミドルウエアとしてフリースを着ようと思っているので、少しゆったりしたLサイズにしました。

 

参考まで私の体型は
身長:178cm/胸囲:94cm/そで丈:62cm/肩幅:45cm/ウエスト:77cm/体重:64kg

サイズ肩幅身幅着丈袖丈
S49cm57cm68cm60cm
M50cm59cm70cm62cm
L52cm61cm72cm65cm
XL53cm63cm74cm67cm
XXL55cm65cm76cm69cm

実際に購入したLサイズを計ってみました。着丈が71.5cm

 

 

裾の長さが64.5cm

 

 

肩幅51.5cm

 

 

 

試着イメージ

着用イメージは下記のようになります。着た感じではゆとりがあるなと思っていますが、見た目はちょうど良く見えます。

拡大写真

フードを被った写真

サイズ比較の写真

左側のノースフェイスのジャケットは5年以上前にトレランなどでも使える超軽量の耐水性20,000g/㎡のジャケットになり、今のベンチャージャケットに似ています。クライムライトジャケットのMサイズとほぼ同サイズだったので、サイズの比較参照として並べてみました。

 

街着だとピタッとした方がラインがきれいに見えますが、登山まで考えると、やはりLサイズ位の大きさがあった方がいいですね。

 

参考まで、登山の格好をしてみました。いかにも登山という見た目ではないので、良いと思いました。

 

 

なお、中間着のフリースの記事はこちらを参考いただければと思います。
春から秋向け登山にノースフェイスのマウンテンバーサマイクロジャケットを購入したのでサイズ感などレビューしてみた!

 

 

 

 

まとめ

3月の桜が咲く時期に雪が降ったので、中にフリースを着て川沿いを歩いてみましたが、動く分には寒く感じず、スノーボードなどのWEARとしても着れる気がしました。

 

もちろん、防水もしっかりしてるので、やはりGORE-TEXが一着あるって本当に良いと思いました。

 

春から秋にかけて、街着と登山で活躍できるクライムライトジャケットを、これかた着倒していきたいと思います。

 

一家に一着あると便利ですね。早く新型コロナウィルスが収束して、登山に行けるのを心待ちにしています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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