こんにちは、イケサンです。
2018年1月に家の引渡しが終わり、2ヶ月ほどしてから環境共創イニシアチブから「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業 補助対象事業者登録申請書」というのが家に届きました。
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内容は、申請書に住所、電話番号、氏名、メールアドレスを書き郵送した後、記載したメールにアンケートが届くので2年間エネルギー使用量等について定期的に報告する必要があります。
・電力・ガス・水道等の検針票または領収書(提出は不要)
・HEMS(エネルギー計測装置)による各種数値の報告
HEMSは、ZEH申請時のタイプを何にしたかによると思います。我が家は、HEMSを導入しているので、報告が必要になりました。
定期報告は半年に1回する必要があるので、2年間で4回アンケートによる報告が必要になります。
アンケートに答えるため、光熱費の領収証をとって置くか、数字を何かに記録しておかないといけないので、2年間それをする手間が大変だと思いました。うっかり紛失してしまうと大変です。TEPCOの電気代と東京ガスのガス代はネットでも確認はできます...。
アンケートは以下のように、メールで届きました。10月にアンケートに関する事前のお知らせが届きます。
11月に実際のアンケートフォームにリンクするメールが届きます。
まずはじめに、2018年4月〜9月までの光熱費を月々入力します。
その後、46問の質問に対して回答します。まあまあ面倒臭いです。
上記のようなアンケートを年4回答えれば補助金が入ると思えば、頑張りますよね。ただし、答えないと貰った補助金返金という可能性もあるので、要注意です。
ちなみに我が家は、年度によると思いますが2017年度のZEH申請にぎりぎり間に合ったので、75万円の補助金を受け取れました!
決定の通知書が家を作っている2017年8月に届き、確定通知書が2018年3月の引渡しの2ヶ月後に届きました。入金は4月頃だった気がします。
最後にそもそもZEH(ゼッチ)って何か簡単に説明します。
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、 断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の消費エネルギーとの収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅のことを言います。
電気代やガス代など年間の光熱費全てに対して、創るエネルギーとの収支がゼロにならなければいけないというわけではないようです。
対象は冷暖房、換気、給湯、照明の消費に対してのようです。テレビや電子レンジなどの家電による消費は入りません。
じゃあ、どうやってこれを調べれば良いかというと正直調べる方法はない気がします。
ZEH(ゼッチ)は、経済産業省、環境省、国土交通省が連携して行っている国の政策になります。地球温暖化対策の1つでもあるかと思いますが、世界の平均気温の上昇を2度未満に抑えるためには、2010年と比較して2050年までに40~70%程度CO2を削減する必要があります。最近の異常気象も何かしら影響している気もするので、ZEH(ゼッチ)の家を建てることは少なからず温暖化対策に貢献しているのでしょう。
ただ、ガイヤの夜明けで発電量が消費量を大きく超えると、余剰電力は無駄に捨てることになるようなことを言っていた記憶があります。まだ、蓄電技術のレベルが低いからだとは思いますが...。
自宅で消費する電気を太陽光発電でそのまま賄うようなことができれば良いのですが、一度発電した電気を売電して、別途契約した会社から電気を買うような仕組みになっているので、どちらか選べるようにして欲しい気がします。
どこの家庭も自家消費・自家発電が基本となれば少しはCO2削減に貢献したりしないのかなぁと感じます。
太陽光パネルについては以前の記事「我が家の太陽光発電による収入は、どれくらいになるのか?」を参考いただければと思います。
・ZEH(ゼッチ)の補助金をもらうには、家を建てるメーカー自体がZEHビルダーとして登録されていないと対象となりません。2017年までに認定されたZEHビルダーは6,
000社以上あるようです。
・太陽光発電システムなどエネルギーを創る設備を導入していること
・一般的な住宅と比較し、エネルギー削減効果が20%期待できること
・各地域で定められた強化外皮基準を満たした住宅であること
・年間の消費エネルギーを自家発電でまかなうことができるシステムが導入されていること
などもっと条件はいっぱいあると思いますが、家を建てようと思うメーカーがZEHビルダーか確認した上で、その会社に従えば良いと思います。
ZEHの申請に、エアコンの省エネ性能がどれくらいか基準があり、量販店で購入すると手続きが大変になるということでリビングだけはメーカーが指定してきた機種を選びました。そういったことも、メーカーによって違いがあるので、良く確認して進めないと予算と合わなくなることもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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