こんにちは、イケサンです。
ナンガ(NANGA)というアウトドアブランドの「オーロラダウンジャケット」がずーっと気になっていたのですが、買えず仕舞いでした。今年こそ購入しようということで、ようやく手に入れることができました!
2020年度版は胸部分にNANGAのロゴマークが付くデザインに変更。
この会社は、1990年の約30年近く前に設立した会社で滋賀県にあります。滋賀県は布団製造が有名な場所で、布団の縫製を請負う会社として始まったそうです。そのあと、国内大手のアウトドアブランドから寝袋の縫製を依頼されるようになり、ナンガは寝袋(シュラフ)で有名になっていきました。
2002年からは、ダウンジャケットの製造もはじめ、翌年の2003年にナンガの名作となったオーロラダウンジャケットが誕生!
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目次
サイズ感について
ナンガ(NANGA)のサイトを見て、オーロラダウンジャケットを着ているモデルのサイズがどれくらいか全くわからなかったのですが、すごくビッグシルエットなのかなぁっと思っていました。これは、実際に試着してみないと買うには勇気がいるので、実店舗にて試着することにしました。
参考まで私の体型は
身長:178cm/胸囲:94cm/そで丈:62cm/肩幅:45cm/ウエスト:78cm/体重:65kg
S | M | L | XL | |
---|---|---|---|---|
着丈 | 74cm | 76cm | 78cm | 80cm |
胸囲 | 114cm | 118cm | 122cm | 126cm |
裾幅 | 110cm | 114cm | 118cm | 122cm |
袖丈 | 64.5cm | 66cm | 67.5cm | 69cm |
実際に試着してみて、Mサイズが見た目はすっきりして街着にするならベストに思えましたが、薄手のロンTを着てちょうど良い感じでした。思ったより肩回りが少し小さく感じたので、冬場に厚手のスウェットやセーターを着ることを考えるとLサイズの方が肩回りに余裕がでると思い、Lサイズに決定。
サイトのモデルの人が着ているサイズはおそらく見た目の大きさから、XLを着ている感じでした。
参考まで、Lサイズの実寸は以下となりました。
着丈
前面:70cm
背面:74cm
背面のミシン目から測定しています。
着丈は少しだけ長めな感じですが、ちょうど良い感じでした。
前側は背面より4cm短かったので70cm程度になると思います。
肩幅
約50cm
肩部分はミシンの切り返しがないので、正確な肩の位置はわかりませんが、以下のような場所で何となく測った長さになります。
自分の肩が45cmでMサイズだと少し窮屈な感じがしたのでLサイズは50cm位なんだろうと思っています。
身幅
58cm
脇の下あたりで計測。中にスウェットを着ても窮屈さは全くないです。
袖丈
64.5cm
こちらも肩周りの切り返しのミシン目がないので正確な長さは測れません。大体の目安での計測となりました。
私の手の長さが62cm程度で、手首より少しだけ長いので、大体64.5cm~サイズ表通り67.5cmあたりな気がします。長すぎず、短すぎず、ちょうど良い感じです。
前面写真
側面写真
背面写真
ファスナーを開けたイメージと閉じたイメージ
中にTシャツとスウェットを着た上からアウターを着たイメージです。シャープな印象はないですねw
フードを被ったイメージ
他社サイズ比較
左からNANGAオーロラダウンジャケット(Lサイズ)、モンベルアルパインダウンパーカー(Mサイズ)、アークテリクスアトムARフーディ(Mサイズ)の比較イメージとなります。
NANGAとモンベルはダウン量が多い分もっこりした感じになります。マシュマロマンのようで、シャープさはないため、好みが分かれるのかなぁと思います。
特長
羽毛へのこだわり
ナンガ(NANGA)が使用する羽毛は、スペイン産のホワイトダックダウンという保温性、断熱性、弾力性に優れた品種が使用されており、日本の羽毛加工メーカーとして超有名な河田フェザー株式会社にて、洗浄加工されます。河田フェザーが所有する三重県にある工場で、超軟水の水を使って羽毛を傷つけないように洗浄し、羽毛についたアカやホコリなど汚れを徹底的に落とし、選別機にて合格になった羽毛だけが使用される高品質な羽毛です。
オーロラダウンジャケットは760フィルパワーの羽毛が使用されていますが、フィルパワーの数値以上の品質の高さが売りです。
水に強いオーロラテックスを採用
ナンガ(NANGA)が独自で開発したオーロラテックスという防水透湿性に優れた素材を使用することで、耐水圧20,000㎜、透湿性6,000g/㎡を達成しています。
GORE-TEXの耐水圧が50,000mm以上、透湿性25,000g/㎡以上ということなので、これには負けますが水に弱いダウンジャケットを守る意味では大雨が降らない限りは充分な機能と言えます。
GORE-TEXのジャケットについては“生まれて初めてGORE-TEXのジャケットを買ったのでレビューしてみた!ノースフェイス「クライムライトジャケット”という記事を書いていますので、ご興味があれば参考いただければと思います。
Made in Japan
日本人だからだと思いますが、日本製ってやっぱり品質が良いのかなというイメージがあります。
羽毛自体はスペイン産ですが、洗浄加工、縫製という製造部分は日本でされるため、安心安全で高品質なMade in Japan製です。オーロラダウンジャケットは44,000円(税込)という決して安くない価格ですが、内容からすると高くないというのも魅力の一つです。
その他
ジップ部分は全て止水ジップを採用。また、メインジップは下からも開閉可能。
ジップの先端には開閉しやすいようにNANGAのロゴマークがついたプラスチック製の引き手が付いています。
なお、ジップは下記のような形状にして服が噛みにくい工夫がされています。
裏側も生地で隠して、中に着る服に引っかからない工夫もされています。チンガードはない感じですね。
ハンドウォーマーポケット部分が面白く、ジップを上からも下からも閉めることができます。
なお、ハンドウォーマーポケットの中は、手を入れた際に手の甲・手の平の両方がフリースのような生地になっているので、暖かいです。
胸にあるポケットの中はナイロン生地になっています。
ジャケットの外側はオーロラテックス素材を使用し防水性を高め、内側は柔らかな生地によって羽毛を膨らみやすくして、保温性を高める工夫がされています。
ドローコードは、フード両サイドと裾両サイドに付いています。
フード部分
裾部分
袖周りは、マジックテープで手首の大きさを調節できるようにしています。
フード自体は大きめで、ダウン自体もたっぷり封入しているので、被るととても暖かいです。
フード自体の深さはない感じです。
製品情報
■生地
表生地:オーロラテックス®
裏生地:40dnナイロンタフタ
中綿:スパニッシュダックダウン 90-10% (760FP)
■羽毛量
150g
羽毛量が記載されているメーカーは少ないので、他社がどれくらいの量なのかハッキリしませんが、ネットなどで検索する限りでは150gは一般的な量のようです。760フィルパワーの150gという意味では、ユニクロが650フィルパワー位と想定すると、結構な羽毛量が入っているのかと思います。
そりゃ、暖かいわ!
■重量
約650g
私はLサイズを購入しましたが、実際に量ったところ635gでした。モンベルのアルパインダウンパーカーなどが400g台なので200g近く重くなりますが、600g台であればそこまで長時間着ても肩が凝るようなことはなさそうです。
以前、1kg以上あるアウターを外出時に長時間着ていたら、すごく肩が凝ったので、やはり短い時間着るなら良いけど、長時間着るのであれば700g未満には最低でもした方が良いのかと個人的に思っています。
私が憧れている、カナダグースのシャトーやジャスパー辺りだと暖かいだろうけど、1kg以上の重さになるだろうから、肩凝るんだろうなぁと思います。体が疲れる服は、着るシーンを選びますね!
■カラー
ブラック
カーキ
レッド
コヨーテ
ブルー
2020年度版は5色のカラー展開になっています。最初、ブラックを購入しようと思ったのですが、試着してコヨーテの色が気に入ってしまったのでコヨーテにしました。
■価格
44,000円(税込)
■店舗情報
ナンガ(NANGA)も有名になったので、セレクトショップやアウトドア商品を販売しているお店に行けば買えるようになりました。
実店舗は以下の4店舗になります。
※2020年12月時点
〒152-0003
東京都目黒区碑文谷2丁目10‐21
ディアハイム碑文谷101
TEL 03-6303-1688
営業時間 11:00-20:00 定休日 水曜日
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町3-2-3
ラ・カシータ1B
TEL 0422-27-5639
営業時間 11:00-20:00 定休日 月曜日
〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江1-22-1
TEL 06-6567-8171
営業時間 日~木曜日 11:00-19:00、金/土曜日 11:00-20:00 定休日 水曜日
〒521-0223
滋賀県米原市本市場 182-1
TEL 0749-55-1016
最後に
最後に、まだ真冬本番ではないのでオーロラダウンジャケットの本領発揮とはいきませんが、着た感じだと私が今まで持っているダウンジャケットの中で一番暖かい感じがしました。実際に真冬になったら、改めて感想を述べたいと思います。
なお、暖かさという点では最高だと思いますが、他のアウトドアブランドでは可能であった自宅での洗濯が洗濯表示マークを見る限り、できないことになっています。このダウンだけはクリーニング店にださないとダメなようなので、そこは残念な部分ですね。
動画も上げていますので、見た目のイメージの参考になればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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