新築引渡し前にチェックしておきたい!土台水切りの裏側!外壁外回り!


こんにちは、イケサンです。

 

 

ヤマト住建で家を建ててから1年半ほど経ちました。玄関前にダンゴムシの死骸がやたらといることがずっと気になっていました。


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ダンゴムシの死骸は玄関前の土台水切りの真下に転がっていて、何でこんなに死骸があるのか裏側を覗いたところ衝撃の事実が!

 

 

 

 

ダンゴムシ死骸の原因

 

な、なんと蜘蛛の卵があったんです!

 

毎回、死骸を取り除いても、また死骸が何匹も転がっていたのは、蜘蛛の赤ちゃんが卵から帰って餌にしていたのが、繰り返されていたんですね。

 

ということで、まずは蜘蛛の卵を撤去しました。

 

撤去後、1週間あたりは死骸がでなくなったので、卵が孵化しなくなったのが良かったのでしょう。

 

もう1週間ほどしたら、またしてもダンゴムシの死骸が...。おそらく蜘蛛がいたる所にいるのでしょう。どう改善するか改めて考えようと思います。

 

 

 

 

土台水切りとは

そもそも土台水切りとはどの部分か、下記写真のように外壁の突き出た部分の裏側に雨が入り回り込まないようにするための土台部分の水切りを指します。

 

木造住宅ではこの手法を取られますが、ヘーベルハウスや鉄筋コンクリートの家は土台水切りは付いていません。

 

 

 

 

土台水切りの裏側

今回、ダンゴムシの死骸が気になったことがきっかけで、土台水切りの裏側を見ることにしました。

裏側を見ると、基礎部分に塗ったモルタルと、土台水切りの間から木材が見えていました。

 

あれっ?

 

これって、木材見えてていいんだっけ?

 

この木材って構造体となる、大事な土台の木では?

 

などなど、気になり始めました。

ネットで調べましたが、何が正しいか分からず。

 

下記は参考までに閲覧してみたサイトです。
基礎と外壁水切りの隙間
瑕疵事象051「土台水切りの施工不良」

 

 

 

 

 

チェックポイント①構造体に問題はないか

この見えている木材部分が土台用だとしたら、明らかな欠陥だろうと思い、ヤマト住建にメールで問合せしました。

 

ヤマト住建の説明が素人には正しいか判断できないので、家を建てる際に第三者機関として調査してもらったさくら事務所にも、同様に確認を取りました。

 

両者の答えは同じで、構造体となる土台の木ではなく、外断熱用の断熱材を支える下地材のようでした。

 

さくら事務所からの返答内容の抜粋
外壁には外断熱が施工(硬質ウレタンフ ォーム保温板 厚み30mm)。

施工店により、外断熱の施工方法が違っているため、施工不良とは言い難いと思います。

外壁の構造用9mmの上に断熱材を貼り、基礎天端部分に30mmの構造用合板と思われる合板を貼り断熱材との高さを調整し、土台水切りを固定しているようです。

土台水切りの通りを通すため(土台水切りを固定する際、凸凹にならないように下地を入れる)の下地であると思われます。

断熱及び水切りの設置後、縦胴縁を設置しサイディングが施工されています。(外通気に問題はありません)

外壁の防蟻処理は透明な防蟻剤のため、目視確認できたので工程順によっては 合板に防蟻処理が行こなわれていない可能性がありますので施工主様へご確認ください。

構造耐力には直接関係する施工の問題はないと思います。

ただし上記返答内容のように、直接構造耐力にかかる問題はないが、木が見えている部分を白蟻が食べないような対策をされているかは確認が必要でした。

 

 

改めて、ヤマト住建に防蟻処理されたか確認したところ、構造耐力となる部分は防腐・防蟻する規定になっているが、断熱材の下地は規定上は該当しない(保証部分でない)ということでした。

 

もし白蟻がそこの木材を食べて、土台まで侵入したら同じじゃんとも思いました。

 

規定上は対象じゃないが、防腐・防蟻処理もしてくれたようなことを言っていました。

 

ただし、土台水切りの裏側に見えている木材は目で見えている状態なので、いつかは腐る可能性もあるようなことをさくら事務所は言ってました。

 

モルタル塗りか、防水加工処理をすれば良いようですが、ヤマト住建に頼むと有料になるので、自分でやるか検討しようと思います。

 

 

 

 

 

 

チェックポイント②スリーブの穴がしっかり塞がれているか

土台水切り裏側の件もあったので、基礎周りで、他に問題なさそうかチェックしてみました。

 

確認していると床下エアコンにスリーブ穴を埋めるパテに隙間が微妙にありました。

引渡し時は問題無かった気がするので、経年劣化で弱くなっていたかもしれません。たまに、自分で点検も必要ですね。

 

ヤマト住建に説明したところ、修理に来てくれることになりました。土日はいっぱいだったため平日、私が仕事で不在時に義母に立ち会ってもらいました。

 

全体を点検してもらったところ、他のスリーブ箇所のコーキングが弱くなっている箇所があり、コーキングしてもらいました。

 

肝心の床下エアコン箇所は修復されていませんでした。

 

ただし、連絡したところ改めて8月になってしまいますが、ヤマト住建に来てもらうことになりました。

 

いくつか不満箇所はありますが、対応は比較的してくれる会社なのかと思います。

 

 

 

 

 

まとめ

今回、素人じゃ絶対分からない箇所に対して、しっかりと仕上げられているか、引渡した後だと対応してくれない可能性もあるので、土台水切りの裏側の状態の確認と、スリーブのコーキングやパテがしっかりされているかチェックを必ずしたほうが良いと思いました。

 

 

おそらくチェック箇所はいっぱいあると思いますので、第三者機関にも調査してもらうのも良いと思います。

 

 

我が家は第三者機関に頼んだのですが、土台水切りの裏側のチェックまではされていなかったのかもしれません。

 

 

これから家を建てられる方は、引渡しよりもできるだけ前に確認をして、対応してもらった方が良いです。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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