【冬の自転車用グローブ】モンベルのサイクルグローブとトレッキンググローブ どちらが快適?


こんにちは、イケサンです。

 

 

冬にジムに通うのに、以前アマゾンでサイクルグローブを買いましたが、手首辺りからの風の侵入、指先など全体的に冷たく感じていたので、グローブを探し直した結果、モンベルでGORE-TEX INFINIUMを使った防風に特化したサイクルグローブを見つけました。ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブという商品名です。

 

 

こちら2種類の商品についての比較は、以前の記事で比較しています。

【冬のサイクルグローブ】モンベルのウインドストッパーインシュレーテッドとアマゾンのベストセラーを比較してみた!

 

実際に使用して、気温や風が強くなければ問題ないのですが、真冬にサイクルグローブだとグリップ力を重視した設計になっていて、手のひら側がどうしても薄手になる傾向があるため、寒さはどうしても感じると思いました。

 

 

そこで、雪でも大丈夫なスノーグローブ関連の商品なら、寒くないだろうと思い、ブラックダイヤモンドやノースフェイスなどアウトドアブランドの商品を試着しました。

 

値段が1万円以上が殆どで、しかも厚手な商品が多く、厚すぎるとハンドルがちゃんと握れないだろうということもあり、なかなかちょうど良い商品が見つかりませんでした。

 

たまたま、モンベルの店舗でグローブを探していたところ、値段も手頃で、しかも中厚手タイプで、ハンドルもこれなら問題ないだろという厚みのがありました。

 

 

ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブと厚みが同じ位だったので、あまり温かくないかもしれないけど、これ以上の厚手だと自転車用に使うのは不向きになるので、ダメ元で購入に至りました。

 

 

商品名は、ウインタートレッキンググローブという商品になります。

 

実際、使用してみて、モンベルのウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブとウインタートレッキンググローブでは、どちらが快適なのかを比較しました。

 

 

 

 

特徴

防風性・防水性

ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブは、GORE-TEX INFINIUMを使っているため、完全防水とは違いますが、防風性に特化した素材を使用しているため、とにかく風に強いシーンでの使用時に実力を発揮します。多少の雨であれば、問題ない感じです。

 

一方、新たに購入したウインタートレッキンググローブは、防滴性能のあるナイロン地となりますが、実際に自転車で使用しても風が侵入してくる感じはなかったので、防風性もしっかりしていました。

 

写真のように、モンベル独自開発されたドライテック(DRYTEC)という防水透湿性メンブレンを表地と裏地の間に挟んでいます。

 

 

モンベルのゴアテックスでないレインウエアでも使用されている素材なので、恐らく防水性という意味では、GORE-TEX INFINIUMよりも高い気がします。

 

 

ちなみに、ドライテックに記載された素材情報は以下でした
耐水圧:20,000㎜以上
透湿性:8,000~20,000g/㎡・24hrs
※商品によっては透湿性が5,000/㎡・24hrsというのもあるようです

 

 

ただし、雪が車に積もった時、窓の溶けかかった雪をどかしていたら、指の辺りから水が侵入した感覚があったので、それほど防水性があるかは微妙な感じでした。スキーやスノボーで使うなら、完全防水のグローブにした方が良いと思いました。

 

 

暖かさ

ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブについては以前の記事や上段でも記載したように、手の甲側は寒くないのですが、手のひら側は合成皮革とGORE-TEX INFINIUMのメンブレンだけのようで、保温材が間に挟まっていません。

 

そのため、冬の冷たくなったハンドルを握ると、とても冷たく感じ、その冷たいまま自転車を漕ぐことになるので、体感的に、全然暖かくないじゃんという気持ちになります。

 

もし、ハンドルを事前に温めているなら、それほど冷たくは感じないのかもしれません。

 

グローブ自体を裏返すと良く分かりますが、手の甲側はモコモコした綿になっています。

 

手のひら側は、中綿が全くない感じです。これじゃあ、冷たく感じますね。

 

 

また、指も冷たいと思っていましたが、写真のように側面には保温性のある生地になっていますが、指の手のひら側は同様に保温性のある生地が付いていません。

 

ということもあり、個人的な感想ですが、指先から冷気を感じます。

 

 

一方、ウインタートレッキンググローブは、裏返してみると分かりますが、手の甲側も手のひら側も保温性のある素材が付いています。

 

手の甲側は、中綿素材の少し厚めの生地になっていて、手のひら側はグリップのことも考えて甲側に比べると薄くなりますが、保温素材で覆われています。

 

指も全体的に保温素材が付いているので、実際に自転車に乗って走っていても、直に冷気があたるような感じはせず、手が冷気から守られている印象を受けました。

 

ウインドストッパーサイクルグローブと比較すると、このような感じになっています。左がウインドストッパーサイクルグローブ、右側がウインタートレッキンググローブ

 

なお、ウインタートレッキンググローブの手首あたりは写真のように、保温素材は貼られていませんが、長袖を着ていれば寒いということはないです。

 

 

 

暖かさは、ウインタートレッキンググローブに軍配が上がります!

 

 

なお、モンベルのサイトでは雪向けのグローブの一覧では、防滴タイプの中厚手になりますが、充分暖かさはあるのかと思いました。

 

本当は、防水タイプの中厚手が良かったのですが、店舗で売切れていました。

 

 

価格

ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブは、税込みで5,940円になります。

 

冬用のサイクルグローブとしては、お手頃価格な値段設定です。

 

ウインタートレッキンググローブは、税込み4,840円と1,000円ほどサイクルグローブに比べて安いです。

 

暖かさがあるのに、値段がさらに安いというのは、金額的にもメリットを感じます。

 

 

 

サイズ

公式サイトにあるサイズ表は、どちらも同じサイズになっていました。

サイズ手の平の周り
XS18.5cm~20.5cm
S20.5cm~22.5cm
M22.5cm~24.5cm
L24.5cm~26.5cm
XL26.5cm~28.5cm

 

サイズ表には、手の周りの長さしかなく、指の長さは記載されていませんでした。

 

手の周りの長さだけ測る、測り方で微妙に長さが変わると思いますが、実際に測ると大体22.5cm程度でした。

 

サイズ表から考えると、SサイズかMサイズになるようですが、さすがに日本のメーカーでSサイズはないだろうと思いましたが、試着しないで購入は危険すぎるので、モンベルの店舗に行って試着しました。

 

ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブを試着した時は、Mサイズで少し窮屈に感じたので、Lサイズにしたところピッタリという感じでした。

 

ウインタートレッキンググローブについては、同様のサイズならLサイズだと思い試着しましたが、ウインドストッパーインシュレーテッドグローブよりは、少しだけ余裕がある感じでした。

 

決して、ブカブカということはなく、気持ち余裕あるかな程度です。

 

Mサイズを試着するとちょうど良い感じがしたので、ウインタートレッキンググローブについては、Mサイズを購入しました。

 

実際に、自転車に乗って分かったことは、ウインタートレッキンググローブを着けてハンドルを握り、ブレーキ部分に指を掛けると、指先が少し突っ張る感じがしました。

 

大きな問題はないのですが、指の長さはMサイズだと少し短いということが分かりました。

 

写真のようにグローブの上に手を乗せてみると分かりますが、グローブの指の付け根に合わせてみるとウインドストッパーインシュレーテッドグローブは、指の長さとちょうど同じくらい。

 

ウインタートレッキンググローブは、グローブに対して少しはみ出す感じになりました。

 

ここで、分かったことは、グローブを試着する時は、指を最後までグッと入れて、グローブの指の付け根と手の指の付け根に余裕があるかないかを試さなくてはいけないということです。

 

私の一番長い中指の付け根から先端までの長さを測ったところ、約8.5cmでした。

 

なので、モンベルのグローブに限りますが、私の指の長さからするとがLサイズが良いようです。日本製の上着などが大体Lサイズなので、モンベルについては洋服と同じサイズを選べば問題ないのかもしれません。

 

もちろん普段店頭に行ける方は、試着することをおすすめします。

 

ちなみに、ウインタートレッキンググローブを自転車用として使わない場合は、Mサイズで全く問題ないのですが、自転車で使う時に初めて気づくこともあるんだなぁと。

 

短時間乗る分には、Mサイズで問題ないですが、長時間乗る場合は疲れる感じなので、今後はサイズを間違えないように注意しようと思います。

 

 

その他

自転車のハンドルとブレーキを使う操縦性は、やはりサイクルグローブとして売っているウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブがグリップ力も抜群で、ストレスなくて良いですが、真冬の時期は、それ以上に手が冷たいことが気になるので、個人的にはウインタートレッキンググローブを現在は使っています。

 

ウインタートレッキンググローブは、写真のように、ドローコードが付いて、片手で締めたり、緩めることができる便利な仕組みになっています。

 

これがあれば、手首からの風の侵入、もちろん雪の侵入も防げる便利アイテムです。

 

なお、手首部分はウインドストッパーインシュレーテッドグローブもウインタートレッキンググローブも同じ位、長めにできているので、手首が寒く感じることは少ないです。

 

もう一つ、ウインドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブにはなく、ウインタートレッキンググローブには付いているパーツとして、グローブが片方無くならないよう、グローブ同士をくっつけるパーツが付いています。

 

 

 

どちらが快適か

実際に使用して、冬に自転車用として使うのは、ウインタートレッキンググローブに軍配が上がります。

 

やはり、冬は末端が冷えやすいので、少しでも手を保温してくれるのは重要なのかと思いました。

 

ウインドストッパーサイクルグローブについては、秋から初冬ぐらいの時期なら、間違いなく快適だと思いますが、冬や真冬ならやっぱりウインタートレッキンググローブが快適ですね!

 

ということで、今年はウインタートレッキンググローブがあるので、ジムへ通うのは大分楽になりました!

 

なお、動画でも紹介していますので、イメージの参考になればと思います。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*