本当にオトクなの?1年間で太陽光発電の売電収入はいくらになったか結果発表!


こんにちは、イケサンです。

 

昨年2018年1月中旬に新築一戸建てに住み始めて1年が経ちました。我が家はZEH(ゼッチ)の補助金目当てで太陽光ソーラーパネルを設置しました。1年間の売電収入がいくらになったか、結果を発表したいと思います。


スポンサーリンク

買取価格

太陽光発電の買取価格が10kw以上〜500kw未満は2019年度より18円から14円に引き下げられることになりました。

 

個人宅で10kw以上を搭載する家はほとんどないと思うので、まだ関係ないと思いますが、私が契約した固定買取価格(10年間)2016年度が31円でした。契約自体を早くしておいて良かったかもしれません。

 

2017年度28円、2018年度26円、2019年度24円と価格は下がってるので、契約タイミングによって徐々におトク感がなくなってきている気がします。

 

固定買取価格の10年間は、経済産業省のQ&Aには、電気の受給開始から10年となっていました。ですので、契約自体は早めにした方が良いのかと思われます。

 

 

 

 

結果発表

では、1年間の売電で得た収入はいくらになったのか、発表したいと思います。

 

対象期間は2018年2月〜2019年1月となります。2月分だけ、住み始めが丸1ヶ月に満たないので8日間ほど日数が少ないです。

対象期間発電量/月平均発電量/日売電料金
2月22日間221kw10.0kw6,851円
3月29日間379kw13.1kw11,749円
4月29日間476kw16.4kw14,756円
5月33日間536kw16.2kw16,616円
6月29日間509kw17.6kw15,779円
7月29日間409kw14.1kw12,679円
8月33日間464kw14.1kw14,384円
9月 29日間388kw13.4kw12,028円
10月 30日間272kw9.1kw8,432円
11月 32日間361kw11.3kw11,191円
12月 30日間260kw8.7kw8,060円
1月 33日間377kw11.4kw11,687円
年合計358日間4652kw13.0kw144,212円
平均30日間388kw13.0kw12,018円

結果として、1年間の収入総額は144,212円となりました。月平均で12,018円となります。

 

やはり天気に大きく左右される傾向があり、9月に関西に直撃した台風21号は記憶に新しいですが、9月中は台風も多く天気がパッとしてない日が続いていました。

 

上記表の10月分(期間:9月12日〜10月11日)は月に発電量272kwで8,432円と月平均を大きく下回っていました。

 

なので天気に左右される太陽光発電は安定供給は難しそうですが、今回の月平均12,018円✕120ヶ月(10年間)=1,442,160円
ヤマト住建で建てた家の見積では太陽光発電の初期費用は1,219,000円(税抜き)1,316,520円(税込)なので

 

収入1,442,160円−1,316,520円=125,640円

 

と利益は出る可能性がありそうです。

 

 

ただし、太陽光発電のソーラーパネルは建物の一部として固定資産税が取られるので、実際おトク感があるか微妙なところです。

 

また、機械が問題なく動くのが前提なので、メンテナンス費用や修理代が将来掛かってくる可能性もあります。

 

ちなみに、実際に使用した電気代と売電代での収支表は下記表の結果となりました。

電気代売電代収支
2月13,967円6,851円▲7,116円
3月13,292円11,749円▲1,543円
4月9,779円14,756円4,977円
5月9,530円16,616円7,086円
6月7,890円15,779円7,889円
7月8,756円12,679円3,923円
8月11,721円14,384円2,663円
9月9,996円12,028円2,032円
10月9,209円8,432円▲777円
11月10,358円11,191円833円
12月11,721円8,060円▲3,661円
1月17,985円11,687円▲6,298円
年合計134,204円144,212円10,008円
平均11,184円12,018円834円

年間総額で、若干ですが10,008円ほど売電での収入が多くなりました。

 

kwの消費で年間見ると
使用電気量:4,011kw
発電量:4,652kw
差分:641kw

 

発電量の方が多い結果となりました。

 

 

ざっくり単価で考えると1kwあたり
使用電気量:134,204円÷4,011kw=33.45円
発電量:144,212円÷4,652kw=31.0円

 

使用電気量の方が1kwあたり高いので、固定買取価格が安くなればなるほど、損する可能性が高くなりそうです。
※ちなみに我が家は100アンペア契約してるので、基本料金が月1,200円近く高くなっていることも影響しそうです。

 

100アンペアにした理由は以前の記事「100アンペア変更工事」を参考いただければと思います。

 

なお、仮に2019年度の固定買取価格24円で計算した場合
発電量:4,652kw✕24円=111,648円(年間)

 

10年間の固定買取期間
111,648円✕10年=1,116,480円

 

10年で使い物にならなくなった場合は、初期費用1,219,000円は賄えない想定になります。

 

 

 

 

耐用年数

太陽光発電システム自体の法定耐用年数は17年になっており、ネット検索すると壊れにくい仕組みなので20年くらいは持つようなことも言われています。

 

本体が20年持っても、付随する機械パワーコンディショナーは10年〜15年程度のようなので、パワコン自体を取替えると20万円〜30万円ほどするようです。部品交換は5万円〜6万円程度。

 

仮に20年持つとしたら、パワコンディショナーを交換しても元は取れると思います。まあ、10年経った後は、毎年買取価格が減っていくと思いますので、凄い儲かったということにはなら無い気がします。

 

そこでオススメな方法として、ZEH(ゼッチ)の家として認定されると補助金が出ます。

 

ZEH(ゼッチ)とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、断熱性能などを大幅に向上させ、効率的な設備システムの導入で、大幅な省エネルギーを実現し、再生可能エネルギー(太陽光発電等)を導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロにすることを目指した住宅のことを言うそうです。

 

ヤマト住建で建てた我が家の家はZEH(ゼッチ)に認定され、その当時の応募で75万円戻ってきたのでトータルで考えると得したと思います。

 

このように太陽光発電をするなら、補助金などが対象になるか考えた上で決めるのをオススメします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*