アマゾンの売れ筋完全ワイヤレスイヤホン「Sound PEATS(サウンドピーツ) TrueAir2」を1年使ってみた感想!


こんにちは、イケサンです。

 

一年半程前、トレーニング用にオーディオテクニカのATH-CK3TWという完全ワイヤレスイヤホンを購入しましたが、ずっと装着していると、耳の中が少し痛くなることがありました。

 

オーディオテクニカのワイヤレスイヤホンについては、以前の記事を参考いただければと思います。
1万円前半で買えるオーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CK3TW」を購入したので使い心地をレビュー!オーディオテクニカ

 

 

最近のワイヤレスイヤホンは、私が持っているオーディオテクニカも同様でカナル型が主流になっています。

 

カナル型は、以下のように耳の穴にイヤーピースを入れる、耳栓みたいな形をしています。

 

ただ、個人差はあると思いますが、カナル型なのか、オーディオテクニカなのか分かりませんが、自分にとってトレーニング中につけるのに向いていないことが分かりました。

 

 

特に、バーベルスクワットをした時に顔まで力んだりするのを何回も繰り返すと、耳からイヤホンが外れそうになり、ギュッと耳の奥にイヤホンを入れ直すことを繰返すうち、耳の内側が擦れて、少し痛くなっていました。


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なので、オーディオテクニカのATH-CK3TWは、トレーニング以外の通勤時などで使用することにしました。

 

トレーニング時のイヤホンをどうするかという問題で、カナル型でないタイプとしてインナーイヤー型があり、そちらのタイプを試してみようと思いました。

 

インナーイヤー型は、カナル型のように耳の穴までイヤホンを入れず、耳の穴の手前の部分で固定して使います。

 

 

インナーイヤー型の代名詞と言えば、アップルのイヤホン「Air Pods」があります。

 

なお、Air Pods Proはカナル型になっているので、インナーイヤー型の機種の選択肢は少ないのかなと思いました。

 

Air Podsは値段も高めなので、トレーニングで使うのに、それほど高い機種でなくていいやという気持ちがありました。

 

 

たまたまアマゾンのプライムデーで30%オフをやっていた事と、アマゾンチョイスの商品があったので購入することにしました。

 

商品は、Sound PEATS(サウンドピーツ)という深川にある中国のメーカーになります。

 

全く知らなかったのですが、アマゾンでかなり売れたことで名前も知られるようになり、今ではヨドバシカメラ、ビッグカメラ、ヤマダ電機など量販店でも取扱うようになりました。

 

その中で、TrueAir2という商品が 購入当時は4,990円(税込)だったのですが、30%オフの3,493円(税込)で購入することができました。

 

もともと、5,000円以下なので低価格帯のイヤホンですが、2021年8月時点では、4,380円と上位機種が発売されてから、値下げ価格で売られるようになっています。

 

上位機種は、TrueAir2+というワイヤレス充電器対応になっていて、1,000円ほど高い価格帯になります。

 

カナル型とインナーイヤー型の違い

形状

すでに説明した通りで、耳の穴までイヤーピースを入れるのか、そうでないかの違いになります。

 

左がカナル型、右がインナーイヤー型

 

 

音質

メーカーや機種によって一概には言えませんが、個人の意見として、カナル型の方が耳栓のように耳の穴までイヤホンが入るので、外の音をシャットアウトした状態で、流れる音がしっかりと聞こえます。

 

インナーイヤー型は、外の音も聞こえやすい状態なので、騒音の酷い場所、例えば飛行機のような場所で音楽を聞く場合には適していないと思います。

 

 

音漏れ

これも機種によると思いますが、大体そうですが、インナーイヤー型は耳の穴まで入らない形状になるので、カナル型に比べて音が外に漏れやすい形状になっています。

 

そのため、電車内やエレベーターなど会話がほとんどされない場所で使う際、音量には注意しないと、近くにいる人に迷惑をかけてしまいます。

 

私は、通勤時などで使う場合は、カナル型を使用し、ジムなど音楽が流れていて、そもそも騒がしい場所でのトレーニングや、ランニングなど周りの音にも注意が必要な場所で使用する際は、インナーイヤー型を使用するといったように使い分けています。

 

 

 

 

 

 

TrueAir2の特徴

バッテリー容量

イヤホン本体は、最大5時間の連続再生
※音量など使用方法で変わります

 

充電ケースを合わせると最大25時間再生が可能とメーカーホームページには書かれています。

 

実際に使用していても、トレーニング中や、夜布団に入りながら映画など観る時にイヤホンを使用していますが、バッテリーが切れたとか気にしたことは、殆どない感じです。

 

バッテリーの持ちは普通だと思いますが、使っていて充分満足しています。

 

ちなみに、私が所有しているとオーディオテクニカのATH-CK3TWのバッテリー容量は、本体が6時間。ケース利用時(充電4回)24時間の合計30時間で、それほど差はないのかと思いました。

 

充電時間は、およそ2時間でフル充電になります。

 

もちろん、充電接続はUSB-タイプCになるので、携帯電話の充電器のようにアンドロイドであれば、汎用性があります。

 

Bluetooth

Bluetooth自体は1999年頃に誕生したようですが、一般的に知られるようになったのは、2016年頃にバージョンアップした「5.0」になります。2020年1月に最新となる「5.2」がアップデートしました。

 

Bluetooth自体は、あまりバージョンアップする回数は少ないようですが、一応バージョンとしては「5.2」が採用されています。

 

なお、トゥルーエアー2は、QCC3040を採用しています。

 

QCC3040は、Qualcomm(クアルコム)という会社の無線接続するためのチップの規格になります。Bluetoothに関係してるってことですね。

 

この3040の規格は、周囲の音を遮音するアクティブノイズキャンセリングの機能が搭載されています。

 

 

また、左右イヤホンのどちらかを親機と子機と分けることと、左右どちらにも親と子を交替できる仕組みになり、片方だけでも聞くことのできるQualcomm TrueWireless Mirroring機能になっています。

 

恐らく、今どきの完全ワイヤレスイヤホンが持っている機能は、ちゃんと付いている感じになります。

 

 

重量

サイト公式の重量は
本体:片方3.5g(両耳7.0g)
充電ケース:33g
全体:40g

実際の計測値は
本体:片方4g(両耳8.0g)

 

充電ケース:27g

 

全体:35g

 

 

オーディオテクニカのATH-CK3TWが以下の重さですが、

本体:片方5g(両耳10g)

充電ケース:51g

全体:61g

 

数値以上にトゥルーエアー2が軽く感じます。

 

 

また、充電ケースは軽量だけでなく、縦5.25cm×横5.25cm×高さ2.15cmと、とてもコンパクト設計です。

 

 

カラー

色は2色展開のブラックとホワイトのみになります。まあ、無難な色ですね。

ブラック

ホワイト

 

 

防水性能

生活防水仕様のIPX4となります。

「IP」はInternational Protection の略で、国際的な電気の基準に当たるようです。

 

「X」部分が、防塵性能のレベル。Xは、防塵機能なしということになります。

 

IPX4の「4」の箇所は防水性能の基準を示しており、基準としては、0〜8まであり、4は、あらゆる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響を受けない性能のようです。水に浸したりはできません。

 

一定時間になりますが、水に浸しても大丈夫なのは「7」以降からになります。

 

まあ、プールで泳ぎながら聞くわけではないので、IPX4で、不自由はしていません。

 

 

 

音質

ドライバーのサイズは、14.2mmになります。

ドライバーサイズが大きくなればなるほど、音質が良くなるようです。一概にドライバーの大きさが大きければ、低音・高温が出しやすいというメリットはありますが、ドライバーが小さい高額なイヤホンもあることを考えると、必ずしもとは言えません...。

 

私が持っているオーディオテクニカのATH-CK3TWのドライバーは、5.8mmですが、音質はトゥルーエアー2よりも、良いので、その点考えても、同じメーカーでドライバーサイズが違う場合は、大きい方が良いという程度でしょうか。

 

実際に音楽を聞いてみると、特に音質悪いなぁっということはないですが、カナル型と比べると、周囲の音まで拾えてくるので、没入感を感じることはできませんが、音楽を楽しみながら、周囲に気をつけてできることが良いと思いました。

 

特にランニングなどは、周囲の音も聞こえないと、思わぬ事故にも繋がりかねないので、インナーイヤー型は向いていると思いました。

 

没入したい場合は、カナル型がオススメで
す。

 

なお、イヤホンを耳に付けてからBluetoothと接続した時の「Bluetooth Connect」という音声が聞こえますが、めちゃくちゃボリュームが大きく、これについて音量の調整が出来ないのは、デメリットに感じました。

 

 

操作方法

操作については、オーディオテクニカと比較してしまうと、使いづらさを感じます。

 

例えば、音量の上げ下げは、右側を1回タップすると上がり、左側を1回タップで下がりますが、誤って触ると直ぐにボリュームが上がってしまうので、感度が良いのか、誤操作しやすい気がしました。

 

 

 

なお、主な操作方法は以下になります。
再生/停止:L or R 2回タップ
曲送り:R側1.5秒間長押し
曲戻し:L側1.5秒間長押し
ボリュームアップ:R側1回タップ
ボリュームダウン:L側1回タップ
通話:L or R側2回タップ
着信拒否:L or R側1.5秒間長押し
通話終了:L or R側を2回タップ

 

 

装着イメージ

 

装着した感じは、とても軽く感じ、付け心地は、良いです。

 

 

オーディオテクニカと装着したイメージ比較

左はTrue Air2 右はオーディオテクニカ

正面から見ると、カナル型は横にボコっと出っ張るイメージです。

 

その他

最近の会議はオンラインが主流になってきていますが、パソコンにBluetoothを接続してzoomなどオンライン会議でも使用できます。

 

実際に使ってみたところ、自分側は何の問題もなく音声を拾えていましたが、相手側の話だと、少しノイズっぽい音がすると言っていたので、マイク部分で雑音を拾いやすいのかもしれません。

 

会議中は、オーディオテクニカATH-CK3TWの方が良いと思いました。

 

なお、包装は以下の箱に入っていて、アダプターなしのタイプCのUSBが付属で付いていました。

 

 

 

感想

1年使ってきて、現在はオーディオテクニカATH-CK3TWよりも、ほぼTrueAir2を使っていることが多いように、耳も痛くなりにくく、使い勝手が良いコスパに優れたイヤホンだと思いました。

 

どうしても耳栓のように耳穴に入れるカナル型タイプだと、擦れて痛いと感じる敏感肌の方には、インナーイヤー型だけど低価格で済む、TrueAir2はオススメです。

 

とにかく音質にこだわりたい方には、オススメできないので、何を優先して買うか、判断材料になれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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