こんにちは、イケサンです。
2021年の正月が過ぎ、毎年好例の最終SALEの時期がやってきました。
2月が過ぎれば、ダウンを着ることも徐々に減ってきますが、少し肌寒い時期、厳冬期の登山のアウターとして、軽量で嵩張らないカリマーのコンコルディアライトダウンジャケットについて紹介したいと思います。
レビューは殆どなく、人気ないのかなと思いましたが、ナノ・ユニバースも別注で出している商品なので、人気はあるのだろうと思います。
ナノ・ユニバースの別注モデルは、左腕のロゴマークが服の色と同系色のブラックで統一しています。じっくり見ないと、どこのブランドか分かりません。
なお、手首近くにカリマーの軽さを売りにしたエアリアルシリーズのロゴマークが入っています。オリジナルもマークはありますが文字のみで、ナノ・ユニバース別注モデルは、マーク付きになっています。
購入した理由は、フードタイプのダウンはいっぱい持っているが、フード無しは持っていなかったこと、1000フィルパワーという高品質を試してみたかったこともあり、購入に至りました。
目次
カリマーについて
イギリスの国旗をモチーフにしたロゴが目印ので、登山家向けのリュックサックの製造で有名なアウトドアブランドになります。
カリマーの名前の由来は「carry more」ということで、荷物をもっと運べるということなのでしょう。
自分のイメージでは、20年以上前位だったと思いますが、グレゴリーやカリマーなどのリュックを町で良く見かけた記憶があります。
昔に比べると人気も大分なくなった気がしていますが、今回購入した商品のように、ナノ・ユニバースが別注で販売していたりと、今も通の間で根強い人気があるのかと思います。
カリマーは、価格が安すぎず、高すぎない中間帯の価格なので、手が届かないということはない製品が多いです。
今回、購入したナノ・ユニバース別注のコンコルディアライトダウンジャケットは、1000フィルパワーという高品質ダウンということもあり、安くはないですが、定価は36,300円(税込)になります。
SALE期間中30%OFFだったため、25,410円(税込)で購入しました。
モンベルが1000フィルパワーのダウンを販売していますが、定価27,490円(税込)、SALEで考えるとそれよりも安い価格になっているので、オトク感があります。
なお、オリジナルは定価が35,200円(税込)になるので、別注の方が定価は若干高くなります。
重さ
実際に重さを量ったところ、なんと192gしかありませんでした!
私が持っているダウンの中でモンベルのラウンドネックジャケットが147gですが、凄いペラペラなんで軽いというのは分かりますが、ユニクロのインナーダウンでも215gあったので、それよりも軽いというのが驚きでした。
モンベルとユニクロのインナーダウンについて、以前の記事で紹介していますので、参考いただければと思います。
【人気の定番】モンベルとユニクロのインナーダウン Mサイズを比較してみた!
なお、厚みだけでいうとモンベルやユニクロのインナーダウンよりもコンコルディアライトダウンジャケットの方が、しっかりした厚みがあるにも関わらず、この軽さはやはり1000フィルパワーということもあるのでしょう。
また、ナイロン生地は7デニールのリップストップナイロンが使用されており、この薄手の生地も軽量のための工夫となっています。
7デニールだから、生地の強度がないように思えますが、リップストップナイロンだから、すぐに破れることはなく、触った感じも、ペラペラしていないです。
暖かさ
1月末の天気が良かった日ですが、真冬なので日陰は寒く、先日購入したモンベルのサイクルグローブを付けて自転車でジムまで行った時、このダウンを着ましたが、特に寒いと感じることはありませんでした。
モンベルのサイクルグローブについては、以前の記事を参考いただければと思います。
【冬のサイクルグローブ】モンベルのウインドストッパーインシュレーテッドとアマゾンのベストセラーを比較してみた!
自転車で体を動かしているから、最初は寒くても徐々に暖かくなりますが、フードジャケットと違って、首周りがピタリとダウンで覆われるので、ネックウォーマーのような効果があり、思った以上に暖かく感じました。
ダウン自体はドイツのホワイト・グースダウンという高級な羽毛が使われていると書かれていました。
このダウン自体は、真冬はインナーとして使う用途のダウンだと思いますが、東京だと、そこまで寒くなることもないので、首元から風が入らないおかげで、真冬に着ても問題ない気がしました。
ちなみに、風が入らないように首周りは細めになっていると思います。私の首周りは37cmですが、Lサイズで緩くもなく、キツくもない、ちょうど良いサイズでした。
首が太い方だと、もしかしたら苦しいかもしれませんので、念の為購入時は注意してください。
ちなみに、写真のような首周りの内側を測ったところ40.8cmでした。
細みな作りなので、首周りの太さが39cm位までの方なら、大丈夫な気がしますが、40cm以上あると苦しい気がします!
サイズ感
私の体型はやせ型の筋肉質で、比較的身長はありますが、タイト目の作りだったので、Lサイズがちょうどでした。
参考まで私の体型は
身長:178cm/胸囲:94cm/そで丈:62cm/肩幅:45cm/ウエスト:78cm/体重:65kg
着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 | |
---|---|---|---|---|
S | 70cm | 53cm | 42cm | 62cm |
M | 72cm | 54cm | 43cm | 64cm |
L | 75cm | 56cm | 46cm | 66cm |
XL | 77cm | 58cm | 47cm | 68cm |
実際にLサイズを測ってみました。測ったところ、誤差ではありますが、実寸の方が1cmほど短くなっていました。誤差の範囲内ですね。
着丈(背面):74cm
着丈(前面):66cm
背面に対して8cmほど短い作りになっています。
身幅:54.5cm
肩幅:46cm
私の肩幅は45cmで、中にロンTとスウェットを着ていますが、伸縮性があるのか、特に窮屈な感じはしません。
袖丈:65cm
手の長さはジャストサイズでした。
裄丈:89cm
前面(ファスナー開けた状態)
側面(ファスナー開けた状態)
背面(ファスナー開けた状態)
前面(ファスナー閉じた状態)
側面(ファスナー開じた状態)
背面(ファスナー閉じた状態)
前面(ドローコードで絞った状態)
側面(ドローコードで絞った状態)
背面(ドローコードで絞った状態)
パンツをブルージーンズにした場合
パンツの色味での見た目の比較
拡大写真
背面の着丈が、74cmと長めに作られているので、お尻が隠れる長さになっています。
お尻まで隠れるのが、ダサいと思う場合は、ドローコードを絞って調整することができます。
そのままの状態
絞った状態
見た目も大分変わる気がしました。
その他
ポケットはハンドウォーマーポケットの他に、胸に付いています。サイズはスマートフォンが入る大きさになります。
ハンドウォーマーポケットの中面は軽量を考えて同じナイロン生地になっています。
ハンドウォーマーポケットの中に、カリマーのロゴマークが付いてる方が収納袋機能になっています。
入れていくと、簡単に収納が出来ました。
大きさは、ペットボトル500mlと比較すると、高さは同じ位で、横幅が3個分くらいでしょうか。
中面にも、ポケットが2つ付いており、右側のポケットは8インチのタブレットが入る大きさ。
左側は10インチのタブレットが入る大きさになっています。本来は、登山時の手袋を入れるためのポケットになります。
アウトドアブランドなので、しっかりチンガードは付いています。
内側から見た場合
ファスナーは下からも開けられるダブルジップタイプとなります。
なお、ファスナーは防水タイプではありません。
ファスナーの引手部分は、ロゴマーク入りの紐とプラスチックで、できています。
なお、このファスナーは中央に位置されておらず、微妙に片側にズラしたデザインになっています。外側に着る上着のファスナー位置とズラして、ファスナー同士がぶつからないようにするためのようです。インナーとしての用途をメインに作られたのかもしれません。
ドローコードは裾部分に2箇所。
軽量も考えてのことだと思いますが、絞る分には簡単にできますが、緩めるのがやり辛い形になっています。
袖の箇所はベルクロタイプではなく、伸縮性のあるタイプになっていました。
キュッとしまる程のキツさはないので、自転車に乗って走れば、少し風が入る程度の隙間があります。
デメリット
残念だったのは、購入してから気付いたのですが、洗濯表記を確認したところ、自宅での洗濯がNGになっていました!
ほとんどのアウトドアブランドのダウンジャケットは、自宅での手洗いや洗濯機での洗いが可能なのですが、残念なことに、コンコルディアライトダウンジャケットに関してはできないようです。
アークテリクスやモンベルのサイトは洗濯可能かお手入れ情報が記載されているので、購入前に分かるのですが、どのブランドも、もう少し情報のリッチ化をしてくれると助かるのになぁと思いました。
もう1つは、静電気が発生しやすい感じがしました。
まとめ
1番のネックは気軽に自宅で洗濯ができないことでした。
そもそもクリーニングに出す方は気にならないと思いますが、外食した時に付く油の匂いなど気になるタイプの人間なので、私はできるだけ気軽に自宅で洗濯が可能な服が好きなので、ちょっと購入して残念に感じました。
また、フードタイプでないデザインのアウターを着る場合、デザインや色味によると思いますが、なかなかオシャレに着こなせないと感じました。
オシャレな人にとっては、上手く着こなせると思いますが、フードなしのタイプって、意外と着こなすのが難しいのかと私は改めて感じました。だから、いつもフードタイプにしちゃうんだと!
軽さと暖かさは、1000フィルパワーだけあって、流石だと思うんですけどね...。
動画でも紹介しているので、イメージの参考になればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。