こんにちはイケサンです。
はじめての家づくりということで、前回は木下工務店との打合せに内容を記事にしました。
以前の記事はこちら
・「家づくりスタート!SUUMOカウンターで注文住宅メーカー選び」
おさらいですが、自分が希望している家の予算・構造などは
- 本体価格:2,000万円~2,500万円程度(延床40坪~45坪)
- 構造:木造軸組、ツーバイフォー、軽量鉄骨、鉄筋コンクリートなどどれでもOK
- 高気密・高断熱(夏は涼しく、冬は温かい)
- 地震に強い
- 直接施工(信頼できる大工さんが建ててくれればOK)
- 小屋裏付き
- シューズインクローゼット
- 洗面台と脱衣所が独立
- リビングイン階段
- 床暖房
- ランニングコストが少なく済む経済的な家
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クレバリーホームと言えば、フランチャイズで有名で、コンビニのような大元から部材を仕入れて、何%かの手数料を支払って名前を借りるような会社だ。アイフルホームなども有名。
外壁タイル
外壁がタイルであることでノーメンテナンスになるのが特徴。サイディングの場合だとコーキング材が経年劣化で硬くなり、ヒビが割れてそこから水漏れがあったりするが、そういった心配はなし。そのかわりイニシャルコストが150万円~200万円近く高くなる。また、重量もサイディングの倍近くになるため、構造がしっかりしていないと地震時に影響が出る。
屋根材
高級な陶器瓦を標準採用。セメントに繊維素材を混入して強化した薄い板状の素材で作られているスレート系の屋根材が最近どこの家でも見受けられるが、瓦の方が耐久性もあり外壁のタイル同様にノーメンテナンスに近い丈夫な素材です。タイルと同様に重量もあるので、こちらもしっかりした構造の家にしないと、地震で影響が出る。
柱脚金物
基礎と躯体の接合部に柱脚金物を取り付けることで、地震・災害時により効果をはっきする。都内に住んでいるので津波など水害になることはないと思っているが、津波時に1軒壊れることなく残っている建物のニュースがあったと思うが、こういった柱脚の金物を取り付けたことで流されずに済んだよう。
高精度HSS金物
柱と柱の接合部に、金物を取り付けて接合強度を高める工法。一般的な在来工法(金物を使わない工法)の1.5倍~3倍の接合強度があるようです。営業さんの話では、金物工法をしているハウスメーカーが増えているが、全ての接合部に金物を使わないで一部だけ使っているメーカーが多いとのこと。クレバリーは全ての接合部に金物を使っていますと言ってました。金物工法と言っているメーカーがあった場合は、念のため全ての接合部に使用しているか確認ですね。
地震に強いプレミアム・ハイブリッド構法
通し柱を通常の2~3倍の量で配置したSPG構造と、床・壁・天井の6面すべてを構造用耐力面材で囲うモノコック構造のことをプレミアム・ハイブリッド構法と西東京建設では呼んでいるらしい。通し柱とは1階から2階部分まで1本の柱で通した柱なので、通し柱と呼ばれている。通常は、四隅のみ通し柱にすることが多いようです。外壁タイルと屋根は瓦で重量があるので、より頑丈な構造にするための方法なのでしょう。
ベタ基礎
基礎となる地盤全てがコンクリートと鉄筋でできている。布基礎というのもあり、これは建物の壁に沿った部分のみコンクリートと鉄筋で基礎を作っている。地震に強いのは、地面一面をコンクリートと鉄筋で覆ったベタ基礎。パッと見ただけでは、ベタ基礎なのか布基礎なのかは、素人では見分けがつかない可能性がある。なお、基礎の立ち上り幅は建築基準法では120mmだが、クレバリーは150mmの幅にしている。
柱は欧州赤松を採用
赤松という木は、耐久性に優れている木材で、寒暖差の激しい欧州で育った赤松はより木質繊維の密度が高く丈夫なものだそうです。
防蟻処理
木材森林センターという第三者機関が客観的に評価して認可されたAQ認証材を使用。防腐・防蟻処理がしっかりしていますよという証明らしい。なお、防腐・防蟻処理された木材を使用するだけでなく、施工現場でも薬剤塗布をしてくれるので、2重の安心を得られる。
泡発泡断熱(アイシネン使用)
泡発泡断熱の中でも、アイシネンという素材は硬化後も伸縮性がある。クレバリー標準ではなく、西東京建設のオリジナルで標準採用している。通常の泡発泡断熱は伸縮性がないため、地震などの揺れが何度もあると、ひび割れをして、そこが隙間となり断熱効果の減少を招くようだが、アイシネンは割れなどの心配もなく、長く断熱効果が期待できるというのが特徴。そのかわり、通常の泡発泡断熱よりも2倍くらい高いとのこと。クオホームさんがYouTubeで説明しています。
第1種換気システム
プラズマクラスターイオン機能を搭載した24時間全熱交換型換気システムを採用。見た目はビルとかについているセントラル系のエアコンのようなイメージの物が天井などに付いており、そこから外に空気の吸気・排気を行う。そうすることで、花粉の時期など家の中にさえ入れば、影響がほとんどないようなことを言ってました。実際、試していないので何とも言えませんが、やはり第3種換気より良い気がします。
窓
YKKAPのAPW330という、内側・外側ともに樹脂でできている冊子を採用。窓ガラスはLow-E複層ガラス(ペアガラスで、アルゴンガス入り)。外側も樹脂にすることで、熱伝導率が低く抑えれる効果があり、夏・冬の室内の温度差の影響を抑えれる。
キッチン
タカラスタンダードのオフェリアシリーズの1種類のみ。キャビネットの底板がホーロー素材でできているので、掃除などは板材よりもしやすいのが特徴。
トイレ
1階と2階に標準装備。TOTOのウォッシュレット一体型便器ZJ
洗面台
90cm幅が1か所
床材
床材に関しては、特に説明がなく。プレシャスウッドという床材がありますが、オプションとなっていました。
上記特徴で記載した通り、家の構造と設備は良い物をふんだんに使用されています。地震に強く、ランニングコストも抑えれるタイルや瓦を採用したりと、イニシャルコストは高くなりそうですが、長く住んでいく上では魅力を感じました。打合せは、営業の方と設計士の方2名で5回ほど打合せを行いました。
どんな家にしたいか、間取りなどを話す上でも設計士の方がいつも打合せで一緒なので、早い段階で希望としている間取りの提案をいただき、とても好印象のメーカーです。
初回の提案時は、延床40.73坪の広さで出てきました。収納を多くしたいという希望があり、2階のウォークインが4帖で、ウォークスルーでなかったのでもう少しだけ広めの希望をお願いしました。また、若干値段が高かったのでギリギリ我慢できる広さで価格を抑えれないかを要望。
3回目の打合せで、ほぼ要望通りの間取りが出てきました。ウォークスルーも5.5帖にまで広がりました。最終的な延床は39.69坪。初回から1坪程度減らしました。小屋裏の広さも金額に反映されるため10帖から6帖まで狭くしました。
外観のイメージは下記のようになります。
最終的な見積金額としては、39.69坪で
約2,880万円
本体価格(屋外給排水・ガス工事100万円くらい含む)となりました。
床暖房とエアコン2台分も付いた価格で、さらに外壁タイルと屋根は瓦材ということもあり、木下工務店と設備仕様を比較すると安く出ています。
坪単価で約72.5万円
当初計画よりも予算オーバーではありますが、スペックを考えるとしかたない感じです。他のメーカーとも比較して検討になるのかなと思います。
クレバリーホームのサイトは下記となりますので、ご興味のある方は一度、内容をみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。